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2024.07.09
ニュース施工事例
横須賀市オールテレーンクレーンメンテナンス2日目
本日は、オールテレーンクレーンの上部下部の分解作業から始めます。まず、クレーンを安全な状態に保つために、上部と下部を慎重に分解します。この作業は、各部品が正確に分離され、後で再組み立てがスムーズに行えるようにするため、細心の注意が必要です。
次に、グリスふき取り作業に移ります。分解した部品に付着している古いグリスや汚れを徹底的にふき取り、各部品が清潔な状態になるようにします。特に可動部分や接合部は、汚れが蓄積しやすいため、念入りに清掃します。この作業は、クレーンの動作効率を向上させるだけでなく、部品の寿命を延ばすためにも重要です。
グリスのふき取りが完了したら、次にボルトの増し締めを行います。クレーンの運用中に緩んでしまったボルトを再度締め直すことで、安全性と安定性を確保します。特に、重要な構造部分や高負荷のかかる箇所は、慎重に確認し、必要に応じてトルクレンチを使用して適切なトルクで締め付けます。
ボルトの増し締めが完了したら、新しいグリスを塗布します。これは、クレーンの可動部分の摩耗を防ぎ、滑らかな動作を維持するために不可欠です。各部品の接合部や可動部分に均等にグリスを塗布し、過不足のないように注意します。
最後に、分解した上部と下部を元の状態に戻します。これには、各部品を正確に元の位置に戻し、全ての接合部を適切に固定することが含まれます。再組み立てが完了したら、クレーン全体の動作確認を行い、メンテナンスが正しく行われたことを確認しました。