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佐野藤岡で10t橋形クレーンの設置工事がスタート
本日より、栃木県佐野藤岡で10t橋形クレーンの設置工事が始まりました。今回のプロジェクトは、全体の工期が6日間と見込まれており、効率的かつ安全な作業を心がけながら進めていきます。本日の作業は、主にクレーン本体の荷下ろしと地組(じぐみ)、ホイストの結線、そしてタッチアップ作業に取り組みました。
25tラフタークレーンを使用した荷下ろし
まず、現場に搬入された10t橋形クレーンの各パーツを荷下ろしするために、25tラフタークレーンを使用しました。ラフタークレーンは、その機動性と柔軟性から工場や狭い現場での作業に非常に適しており、今回も大活躍です。クレーン本体の重量物を慎重に扱い、スムーズな荷下ろしを実現しました。
地組(じぐみ)の工程
荷下ろし後は、橋形クレーンのパーツを地面で仮組みする「地組」の作業に取りかかりました。地組では、クレーンの大きな梁や足場の部分を正確に組み立て、現場での最終設置をスムーズに進めるための準備を行います。各部材の位置や角度を正確に合わせることが求められ、ミリ単位での調整が必要でした。地組の段階でしっかりと調整を行うことで、設置時の作業効率が大幅に向上します。
ホイストの結線作業
橋形クレーンの心臓部ともいえるホイストの結線作業も、1日目の大事な工程でした。ホイストは、クレーンの荷を上下に動かすための重要な装置であり、電気配線の結線には高度な技術と細心の注意が求められます。ホイストの正確な動作を確保するため、配線の結線作業には経験豊富なスタッフが担当し、確実な作業を行いました。
タッチアップ作業で美観を保つ
さらに、クレーンの設置中に生じた細かな傷や塗装の剥がれを補修する「タッチアップ」作業も行いました。タッチアップ作業は、単に美観を保つだけでなく、クレーンの防錆性能や耐久性を維持するためにも重要な工程です。作業終了後には、クレーンが新品同様の状態に仕上がり、現場全体の外観も整いました。
本日の作業は順調に進行し、無事に予定された作業をすべて完了しました。25tラフタークレーンを用いた荷下ろしから始まり、地組、ホイストの結線、そしてタッチアップまで、細かな確認作業を怠らず安全に作業を進めることができました。明日は、さらに本体の設置に向けた作業が進行する予定です。
次回の作業報告をお届けしますので、どうぞお楽しみに!