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2024.10.30
ニュース施工事例

栃木県での7.5t橋型クレーン組立2日目:雨の中、作業を進める一日

今日は栃木県での7.5t橋型クレーン組立の2日目。朝からあいにくの雨で、現場も湿って足元が滑りやすい状況でしたが、チーム全員が安全第一で、慎重に作業を進めました。天候の影響を受けつつも、予定していた配線やタッチアップなどの細かい作業に集中して取り組みました。

朝から始めた電気配線の結線作業

まず最初に、クレーンの電気配線の結線作業を行いました。昨日の段階で配線の接続までは完了していましたが、今日は更に細かく結線を行う工程です。結線作業は、クレーンの動作に直結する重要な部分なので、慎重に接続方法を確認しながら進めました。結線を間違えると動作に支障が出るため、メンバー同士で「ここは接続した?」「この順番で間違いない?」と声を掛け合いながら、ひとつひとつを確実に結線していきました。

雨の中の作業でしたが、作業場にはテントを張り、機材に水がかからないよう気を配りました。配線作業が無事に終わったときには、ほっと一息つく場面もあり、今日は特に注意深く作業を進めてきたことが感じられました。

高所作業車を使ったタッチアップ

配線作業が終わった後は、タッチアップ作業に移りました。高所作業車を使って、クレーンの上部までアクセスし、取り付け部分や塗装が少し剥がれた箇所に塗料を塗り直すタッチアップを行います。特に高い場所での作業は、視界や作業スペースが限られているので、丁寧に進めなければなりません。雨が上がったタイミングで作業を行い、高所から周りを見渡しながら、塗料を均等に塗り直していきました。

タッチアップは見栄えだけでなく、耐久性も保つために必要な工程です。クレーンの外装をしっかりと守ることで、長期間の使用にも耐えられるようにします。高所作業車に乗っているメンバーも、地上のスタッフと声を掛けながら、次の工程へスムーズに進められるよう調整を重ねました。

ケーブルリールの折り返し金具取り付け

次に、ケーブルリールの折り返し金具を取り付けました。ケーブルリールは、クレーンが動作する際に必要なケーブルをスムーズに巻き取るための大事な装置です。この装置をしっかり固定するために、アンカーボルトを使用して取り付けを行いました。アンカーボルトでの取り付けは、金具がしっかりと固定されるよう位置を確認しながら慎重に進めました。取り付け部分が緩いと、クレーンの動きに支障が出るため、しっかりとした固定が必要です。

折り返し金具の取り付けが完了すると、スタッフ全員でリールの動きや、ケーブルの巻き戻しがスムーズに行われるかをチェックし、次の工程に備えました。

最後の工程:走行ストッパーの取り付け

今日の最後の工程は、走行ストッパーの取り付けでした。走行ストッパーは、クレーンの移動を制限するための部品で、クレーンの安全稼働に欠かせない重要な役割を担っています。ストッパーの位置を決める際も慎重に測定し、取り付け場所にズレがないか確認しながら進めました。

ストッパーの取り付けが完了すると、取り付け具合やネジの緩みがないかをもう一度全員で確認しました。雨が止んだとはいえ、地面が滑りやすく、細心の注意が必要でしたが、予定通り全ての作業を終えることができました。

本日の作業を終えて

今日はあいにくの雨で、予定よりも少し時間がかかりましたが、全員で協力しながら安全に作業を進めることができました。地元での工事ということもあり、気持ちを引き締めつつも、やりがいを感じながら作業ができた一日でした。

明日は天気が回復することを祈りつつ、今日の進捗を次の工程へとつなげていきたいと思います。また一歩、クレーンの完成に近づけるように、全員で力を合わせてがんばっていきます!

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