こんにちは!静岡県の山奥で進行している水門工事もいよいよ佳境に入ってきました。今回は、3日目と4日目の作業の様子を詳しくお伝えします。
3日目の作業:門構組立と高所作業
3日目は引き続き、門構の組立作業がメインでした。特にこの日はR階と呼ばれる高所での作業が中心。やっぱり高いところでの作業となると、いつも以上に気を引き締めないといけません。高所での作業は、常に安全を最優先に考えて進めるので、自然とチーム全員の緊張感も高まります。それでも、少しずつ進めていくことで、門構がだんだんと形になっていくのを見るのはやりがいがありますね。「よし、ここまで来たぞ」という達成感が日に日に増していきます。
この日の朝も、秋らしいひんやりとした空気が感じられました。ですが、作業が進むにつれて体が温まってきて、気温の寒暖差も慣れてきた感じです。日中は太陽が山の上から差し込み、ぽかぽかとした暖かさが感じられて心地よかったです。自然の中で作業をしていると、外の風や光、空気の変化を直接感じられるので、仕事に集中しながらもリラックスした気持ちになるのが不思議ですね。
作業が進むにつれてチーム全体のペースも上がり、順調に1日を終えることができました。3日目の工事を終えた段階で、門構の全体像がかなり見えてきて、作業がさらにスムーズに進んでいく感覚がありました。
4日目の作業:20t電動チェーンの取り付けと締め作業
そして迎えた4日目。この日は、20tの電動チェーンを取り付ける大事な日でした。この作業は門構組立の中でも重要な工程の一つであり、全体の完成度に大きく影響する部分です。高所での作業ということもあり、細心の注意を払いながら進めました。慎重に位置を調整しながら、取り付けが無事完了したときには、皆で「よし、これで大きな山を越えた!」という達成感がありました。
4日目は、作業も全体的に順調に進んでいたおかげで、予定よりも少し早く仕事を終えることができました。通常、現場作業では予想外のことが起こることが多いので、予定より早く終わることはあまりないのですが、この日はスムーズに進んでいて、本当に良い1日になりました。
仕事帰りに吊り橋を訪れる小さな冒険
仕事が早めに終わったので、帰りに少しリフレッシュしようということで、宿泊場所から車で近くの吊り橋を見に行くことにしました。宿泊場所から車で片道30分ほどの距離があり、山道をドライブしました。普段は現場作業で体を動かしていますが、こうして自然の中を車で移動しながら風景を楽しむのもまた違った楽しみがあって、気分転換にはぴったりでした。
道中では秋の澄んだ空気や、色づき始めた木々の景色を楽しみながらドライブしました。山道は静かで、風が木々の間を吹き抜ける音や、小鳥のさえずりが聞こえてきて、自然の中で心が洗われるような感覚でした。仕事の合間にこうした自然とふれあう時間があるのは、とても贅沢だなと感じました。
吊り橋に着くと、そこから見える景色は圧巻でした。山々が広がり、深い谷の下には川が流れ、その雄大な景色にしばし見とれてしまいました。都会ではなかなか味わえない、この自然の力強さや美しさに、日頃の疲れも吹き飛び、心がリフレッシュされた瞬間でした。
仕事帰りにこんな素晴らしい景色を見に行けるなんて、本当に良いリフレッシュになりました。チーム全員で感動を分かち合いながら、自然に囲まれたこの場所での作業を楽しんでいます。次の作業に向けて、英気を養いつつ、また新しい気持ちで頑張ろうと思います。
こうしたリフレッシュの時間も、山奥での仕事ならではの楽しみです。また、次の報告をお楽しみに!