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静岡県水門工事6日目:狭い空間での泥掃き出し作業を完了!
静岡県での水門工事もついに6日目。今日は、溜まってしまった泥を一掃する大切な作業に取り掛かりました。今回の泥の掃き出し作業は、船外機を使って水門の水流を調整しながらの手作業で進めました。泥が詰まった場所が水門の奥まったところにあり、作業者たちにとっては非常に狭い空間での作業となりました。このような限られたスペースで作業をする場合、ひとつひとつの動きに注意が必要です。手元が限られているため、スコップやバケツを使って慎重に泥を取り除いていきます。
今回の掃き出し作業は3段階に分かれており、まずは上部から泥をかき出して、徐々に下部へと進める方法で行いました。乾燥している泥の箇所は比較的軽く、スコップで簡単に取り除くことができましたが、問題は水分を含んで重くなった泥でした。水門内部に長い間溜まっていたこの泥は、特に水に浸かっている部分が多く、スコップに乗せるだけでもかなりの重さがあり、作業者たちの体力を消耗しました。重い泥を扱う際は、何度も休憩を入れつつ体をいたわりながら作業を進めていきました。
現場の環境も決して楽ではありませんでした。今日は雨がパラついていたこともあり、足元が滑りやすくなっていました。滑らないように注意を払いながら、慎重に進める必要があり、チーム全員が緊張感を持って作業に取り組んでいました。特に手作業が中心だったため、足元の泥で滑ったり転んだりしないよう、安全確認を何度も行いながらの作業でした。
泥の掃き出し作業では、道具や装備の選び方も重要です。特に今日はスコップを多用しましたが、スコップ一つとっても、硬い泥や柔らかい泥、乾燥した泥と水を含んだ泥、それぞれに対して適切な使い方を考えながら進めました。乾燥している部分は細かい調整が必要ですが、力もそんなに必要ありません。しかし、水分を含んだ泥は重く、持ち上げる際には全身を使わなければならず、体にかかる負荷が大きかったです。
泥を処理している間、少しずつ水門の底が見えてきた時には達成感がありました。最初は大量に見えた泥の山も、みんなで少しずつ手作業で取り除いていくことで、着実に進捗が出てきました。こうした地道な作業の積み重ねが最終的に大きな成果につながるので、一つひとつの動きが大切です。
今日の作業は朝から始まり、日が傾く頃にはほぼ予定通りの掃き出し作業が完了しました。泥の掃き出し作業は決して派手なものではありませんが、水門の機能を正常に戻すためには欠かせないステップです。特に今日のように、手作業が中心となる場面では、チーム全員の息の合った動きが必要でした。無事に6日目の作業を終え、作業員たちも一息つくことができました。
次の日からはさらに本格的な作業が待っていますが、今日の泥の掃き出し作業を終えたことで、水門工事の全体像が少しずつ見えてきたような気がします。この調子で、最後まで安全に作業を進めていきたいと思います。