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2024.10.25
ニュース施工事例

静岡県水門工事7日目:水門引き揚げ作業と重量物の慎重な取り扱い

今日はついに、今回の工事のメインとも言える水門の引き揚げ作業に取り掛かりました。これまでの準備が整い、水門を動かす日がやってきたということで、チーム全員に少し緊張感が漂う朝でした。

20t電動チェーンでの引き揚げ作業

まずは、20tの電動チェーンを使って水門を腰の高さまで引き上げる作業からスタート。水門はかなりの重量があるため、1つ1つの作業が慎重に進められました。チーム全員が声を掛け合い、確認しながらの作業です。電動チェーンでゆっくりと引き上げていくと、徐々に水門が動き出し、その動きを見守りながら少しずつ高さを調整していきました。

水門は非常に重く、少しでも油断すると大きなトラブルになりかねないため、各自が役割をしっかりと果たし、スムーズに腰の高さまで引き上げることができました。この段階では、順調に作業が進んでいたものの、これからがさらに慎重さを要する部分です。

電動チェーンから手動チェーンへ

水門を腰の高さまで引き上げた後、20tの電動チェーンから手動の20tチェーンに付け替える作業を行いました。この手動チェーンは、より細かい操作が必要な時に使うため、引き上げ作業の後半戦では欠かせない道具です。

付け替え作業は非常に重要な工程です。電動チェーンを緩めながら、同時に手動チェーンで巻き上げていくという、両方の操作を平行して行わなければならない場面では、全員が息を合わせて作業を進めました。こうした連携作業は、タイミングが重要で、一つのミスが大きな問題に発展する恐れがあるため、慎重にゆっくりと進める必要があります。

声を掛け合いながらの慎重な作業

水門自体が非常に重いため、私たちは何度も声を掛け合いながら、時間をかけてゆっくりと作業を進めました。重量物を扱う際には、何よりも安全が最優先です。焦らずに、確実に作業を進めることが求められます。

水門が動くたびに、全員がその動きを確認し、少しずつ作業を進めていくこのプロセスは、かなりの集中力と体力を使います。それでも、慎重に作業を進めることで、着実に水門の引き揚げが進行していきました。

残業:思わぬトラブルと部品の取り外し

順調に進んでいた作業でしたが、最後の最後で水門の部品が思うように外れず、予定していた時間を大幅に超えてしまいました。重量物の取り扱いが伴う作業なので、無理をして急ぐことはできず、一つ一つ丁寧に作業を進めるしかありません。こうした状況では、焦らず冷静に対処することが求められます。

何度も試行錯誤を繰り返しながら、最終的には部品の取り外しを完了することができましたが、この日は予定よりもかなり遅くまで現場に残り、残業となりました。長時間の作業で体力的にも精神的にも疲れましたが、全員で協力し合いながら無事に作業を終えることができたのは大きな成果です。

振り返り

7日目は、工事の中でも最も重要な引き揚げ作業を行った1日でした。チーム全員が一丸となって重量物を扱い、声を掛け合いながら慎重に進めた作業でした。予定通りには進まなかった部分もありましたが、無事に1日を終えることができたのは、日々の準備とチームワークのおかげだと感じます。

次は、この引き揚げた水門をしっかりと整備し、さらなる工程に向けて進めていきます。

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